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奇想曲的パクシフ作品楽賞録

パクシフさんをメインに、ときどき他の海外ドラマについても語ります

今日は逆転の女王の誕生日~ 企画意図と逆転なOST  

逆転の女王

6年前の2010年10月18日の月曜日は、逆転の女王の初回が放送された日。今日は逆転の女王のお誕生日ですね〜🎉🎉🎂🎂👏👏

今年が閏年でなければ18日は6年前と同じ月曜日でしたが。閏年のため去年より曜日が2つ進んで月曜日を通過、18日は火曜日になってしまいました〜 2010年と同じカレンダーになるのは、あと6曜日進む必要があるので5年後、2021年ですわ〜〜どうでも情報ですけど(´-`)



それにしても製作スタッフは予想していたでしょうか。6年経った今でも、隣国の地に、逆転の女王リピート廃人がいるということを❗

だって、公式サイトに書かれているこのドラマの企画意図の一つは「ゴキブリ夫婦のしぶとい生存方法」ですよ、ゴキブリ夫婦❗❗ヨンシクはゴキブリ妻をめぐって、ゴキブリ夫と火花を散らしていたんかいな!(゚O゚)
MBC公式:
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/queen/concept/



KNTVサイトに企画意図の全訳が載っていて、そこでは
「職場というジャングルで生き残るためのゴキブリ夫婦の執拗なサバイバル方法 」
직장이라는 정글에서 살아남기 위한 바퀴벌레 부부의 끈질긴 생존법

と訳されています。
www.kntv.co.jp
※企画意図は三つあり、核となる企画意図は①「人生、その逆転の美学」。ほかの企画意図も含めてあとでまとめます。



それでは、なぜゴキブリ夫婦なのか。「ゴキブリ」という言葉は、生命力が強いことのたとえとして使っているようです。どのドラマも、放送開始前に番組紹介の定型文があると思いますが、逆転の女王を検索して出てくるのは以下のような文章です。

逆転の女王は、愛する男に出会って結婚するのが最高の幸せだと考えていた一人の女性が、結婚後、予想外の 結婚生活の波風を勝ち抜いて「人生逆転」のしびれる瞬間を享受することになるコメディだ。
力も後ろ盾もないが、生に対する愛着だけは他の追従を許さないゴキブリ夫婦の波瀾万丈生存記が話の中心ストーリーだ

【原文】
'역전의 여왕'은 사랑하는 남자를 만나 결혼하는 게 최고의 행복이라고 생각했던 한 여자가 결혼 후 예상치 못한 결혼생활의 풍랑을 이겨내면서 '인생 역전'의 짜릿한 순간을 누리게 되는 코미디다. 힘도 빽도 없지만 생에 대한 애착만은 타의 추종을 불허하는 바퀴벌레 부부의 파란만장 생존기가 이야기의 중심 스토리다.
http://www.inews24.com/worldcup2014/mm/view.php?g_serial=520663&g_menu=&mains=News



メディアによっては、「ゴキブリ夫婦」という言葉をカットしているところもありますが。ゴキブリは、ちょっと…ね。

ファン・テヒ×ポン・ジュンスカップルにどのような形容詞が使われているか、ポスターも見てみましょうか。

f:id:kisoukyoku:20161014225134j:plain
これは三つあるポスターのうち三番目のポスター。
遠目に見ていた時は、ファン・テヒがバズーカ砲を撃っているように見えた私。表彰台でトロフィーを抱えている絵だったんですね。

左上の白字の下の赤い字、小さい字ですな。
철없는 부부의 파란만장 서바이벌 로맨스
「○○夫婦の波瀾万丈サバイバルロマンス」
となっております。

○○のところは「철없다」
辞書には、「分別がない、思慮がない、頑是ない、大人気ない、聞き分けがない、幼稚である」と載っています。

つまり、ゴキブリ夫婦は、大人気ない夫婦でもあるということで。散々な形容ですね〜〜この夫婦って一体、どういう性格の人たちなんかいな?という感じですが。確かなのは、男性主人公は「ポン・ジュンス」だったということ!


企画意図とキャッチコピー
キャッチコピーで注目すべきはもう一つの方、ポスターの左上の白字の文章です。
인생은 역전의 순간이 있어서 살아볼 만하다는 사실
「人生は逆転の瞬間があるから、生きてみるに値するという事実!」

これ、素晴らしいキャッチコピーじゃないですか!二番目のポスターにも同じキャッチコピーが書かれていますし、企画意図の①の文中にも類似表現があります。
형세가 뒤집혀지는 역전의 순간이 있어서 인생은 살 가치가 있다
「形勢がひっくり返る逆転の瞬間があるから人生は生きる価値がある」

つまり、このドラマの根底には人生賛歌的なポジティブな思想があるんですね。企画意図のポイントとなる部分を整理します。
(企画意図②の訳の一部はKNTVサイト訳からの引用です)

①人生、その逆転の美学
「人生は何度かの死と何度かの復活の連続だ」(ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』より)という言葉がある。形勢がひっくり返る逆転の瞬間があるから人生は生きる価値がある。逆転を夢見る我々の胸を躍らせるリアル人生ドラマが繰り広げられる。

ロミオとジュリエットから愛と戦争に
結婚はラブストーリーのハッピーエンドのようで、実は過酷の始まりに過ぎない。結婚後もどうすればロマンスと愛を持続できるか考えてみる。

③職場というジャングルで生き残るためのゴキブリ夫婦の執拗なサバイバル方法
会社員の哀歓を幅広い視野で眺め、コミカルながらもリアルに描く。

整理すると、ドラマを貫く思想は①ですね。舞台となるのは②と③。人生は結婚も仕事も、夢見ていたようにはならないかもしれない。時には思いもよらない逆転の一撃をくらうかもしれない。けれども、人生は逆転の連続で、逆転の瞬間があるから生きるに値する。これがこのドラマの主題なのでしょう。まさに人生はビューティフル、なドラマなんですね。こう書いていると、なんて素晴らしいドラマなんでしょう!と思います。ヒロインの結末はポジティブ過ぎかもしれませんが。



キャッチコピーと音楽
ここからは、ドラマの主題を絡めながら、逆転の女王で使われている音楽について少し書きたいと思います。

「逆転の瞬間があるから人生は生きるに値する」。劇中の背景音楽(BGM)も、この思想に沿った、形勢がひっくりかえるようなコミカルなものも用意されているので、ドラマを見ていて楽しい気分になりますよね。一番気に入っているバックミュージックは、宣戦布告のようなシーンでよくかかるかかる、ボクシングのゴングを連想させる曲🎶→これはそのうちもう少し詳しく書きたいと思っています。


OSTも、歌詞の内容を見るとキム・ゴンモの「泣いてしまえ」(울어버려)と、キム・ボギョンの「l Go」は甲乙の「乙」たちへの応援歌ですね。前者は(・・?)と思う時もあるけれど、後者はかなり好きです。


「l Go」が流れるのは、特別企画室のメンバーが何かイベントをしているとき。第13話のテレビ通販、19話の老人ホームボランティア、27話の寒空でのサンプル調査活動。だから「l Go」は特別企画室のテーマソングという位置づけなんですね。

その曲がドラマの一番最後のシーンに選ばれたのは、ファン・テヒのテーマとして、そしてドラマ自体のテーマ曲として相応しいからなのでしょう。

「私の人生はBeautiful 時に倒れてもWonderful」という歌詞から始まるこの曲。第二第三ポスターのキャッチコピーにピッタリハマっています。この曲がドラマのオリジナル曲ではないとは驚きですよね。


切ない場面でかかるOSTといえば、ソン・シギョンの「眩しい告白」(눈부신 고백)と、ピョル(별)の「幸せになろう」(행복하자)。眩しい告白は、明るい要素も強い曲だと思う。次の項目で「別れを学ぶ」は逆転の曲でもあると書いているのですが、そっちを先に書いていて気付きました。眩しい告白も逆転の曲に分類できるんじゃないかって。逆転というか、ヒネリがあって希望を内包している曲だと思います。最終話のハッピーエンドなシーンにもぴったりだったしね。


チェ・ジョンアンの「死ねば生きるか」(죽어야살까)は、昔の男を一途に思う切ない気持ちに焦点を置いた曲。第7話でぺク・ヨジンが靴のサイズを覚えていてくれたんだと泣くシーンでかかる曲です。ペク・ヨジンさん、自分の歌をバックにして泣いていたんですね。「死ねば私は生きられるでしょうか、死んでもダメ、死んでもあなたを忘れられない」と歌っていますが、そんなにポン・ジュンスがいいかなあ。曲自体は好きなのですが。



♪別れを学ぶ
さて、OSTで忘れてはならないのは、Timの「別れを学ぶ」ですよ〜❕❗この歌はメロディーも素敵な上に、中身もすごい!「タイトル」通り、別れを学ぶようなシーンで使われるだけでなく。「歌詞」の通りに、気持ちが逆転して彼女のところに向かうシーンでも使えるという、オールマイティーな優れものなんです!

今回書くのは歌詞だけ、それも一部だけですが、この曲が別れの曲であると同時に、逆転の曲でもあることを感じられると思います。

曲の前半は諦めの気持ちを歌った歌詞

하염 없이 눈물이 나도
ハヨモpシ ヌンムリ ナド
とめどなく涙がこぼれても

미친 듯이 보고 싶어도
ミッチン ドゥシ ポゴ シポド
狂おしいほど会いたくても

아무 것도 할 수 없잖아 정말
アム ゴット ハルス オプチャナ チョンマル
何もできないじゃないか ほんとうに

その諦めの気持ちが曲の最後に逆転するんです

하염 없이 눈물이 나서
ハヨモpシ ヌンムリ ナソ
とめどなく涙がこぼれて

미친 듯이 보고 싶어서
ミッチン ドゥシ ポゴ シポソ
狂おしいほど会いたくて

이젠 정말 너에게로 갈 거야
イジェン チョンマル ノエゲロ カル コヤ
これからは本当に 君のもとへ行くよ


はい。接続語尾を変えて、そこから「会いたくても何もできない」から「会いたいから行くよ」と強気な気持ちに持っていっているんです。정말チョンマルの使い方も遊び心があるなあと思う。

ラストの歌詞の通りに、ヨンシクがテヒの元に駆けつける12話と15話の場面では、当然この曲が使われていて、それがナイスなんです👍

12話では、ペク・ヨジンとの過去がバレて、ポン・ジュンスがテヒに「ミアナダ」と言うところから この曲が始まるのですが、曲の前半は破局を迎えそうな夫婦の心情とリンクし。

そして会社から出てきたテヒを待っていたのは若いツバメ、ではなくヨンシク〜。

注目は、テヒが車のエンジンをかけたあたりで、曲が早送りされて「逆転の歌詞」になること❕「君のもとへ行くよ」と言う歌詞がかかった直後に、ヨンシクがテヒの車にダッシュする💨趣向なんですね。

(11話のヨンシク交通整理🚘場面と、31話のテヒ&ジュンスの空港からの道でも、この曲が早送りされて逆転の歌詞入りなのですが。この12話が最も早送りの意図がわかりやすいと思う)

15話では、Sラインアジュンマ宅前で粘っているテヒを迎えに行く場面で使われていて、ここはノーカットです。ヨンシクの揺れ動く心の動きにリンクしていて、曲の使い方が上手いなあと感心します。

諦めなければならない、けれど気になる。テヒに追い払われて一度は帰る、けれどやはり心配で。

「僕ももう準備ができたみたいだ」という歌詞が流れてヨンシクの準備もできたのかしら?「イジェン チョンマル」のところでハンドルを切ってUターン❕ハンドル切るタイミングぴったり❕❗そして歌詞の通りに「ほんとうに君のもとへ行く」ヨンシク~


場面によって聞き手の印象が変わるのも音楽の不思議なところ。26話の公園での告白場面と、皆が好きであろう28話のドア越しの告白の場面で使われているのもこの曲なのですが、印象が違うんですよね。モク部長の思い出とともにかかる30話のエンドロールは涙、涙ですしね😭😭 先ほどの最終話での空港からの道シーンでは、テヒ&ジュンスの結婚生活が昇華する感じさえするなあ。



そんな七色の魅力の「別れを学ぶ」を歌うはTim(팀)さま。完璧な恋人に出会う方法の「足首を怪我して(足をくじいて)」のTimと同一人物だよね?念のため調べてきましたが、やはり同じ人でした。足首を怪我してもメチャメチャ好きなんです〜😍Timさま最高ですわ〜✨✨✨







2010年当時の出来事は?

以下は、韓ドラとは関係のない内容です。ほぼ個人的備忘録になっております。





世間の出来事で2010年の今頃何があったか思い出してみたのですが、信長エリアでN杯をやっていた記憶が…

やはりそうですね。2010年10月22日(金)~24日(日)ガイシアリーナで開催されていますね⛸
このときのN杯といえばやはり、
 

T選手の笑!撃の「マンボーメドレー」
♪ソソソ シ♭シ♭シ♭ レ ♪
ミ♭ーレド ミ♭レド
ミ♭ーレドレミ♭ファ♯ソラ
レードシ♭ レドシ♭
レードシ♭ ドレミ♭ファ♯ソラ〜〜
(ラドーシ♭ラー ソミ♭レ〜〜)
ウッツ!
レッ⤴︎レ〜〜 ソソファ♯シ♭〜〜
ウッツ! レッソ〜〜〜

名作ぞろいのT選手のプログラムの中では、これはそれほど好きでもないのですが。笑えるプログラムであることは確かです。

笑えるというのは、唖然とする、あっけにとられて笑ってしまう、尋常では無さ過ぎて何あれ??と思う、煙に巻かれる、という感じ。芸術的センスが普通でない、というだけでなく、そのセンスを具現化して氷上で自由自在に動けるスケーティングスキルがあるからこそですね。スケーティングそのもので笑えるプログラムをつくれる人は貴重です。そういうプログラムを創造してしまうコリオグラファーも偉大なり!



さて、この年のN杯の鮮烈な記憶といえばもう一つ、M選手の衝撃のシニアグランプリシリーズデビューとなった「ジャンピング・ジャック」ですよ〜
… … … …
💃シ♭ラソ ヘイ! シ♭ソシ♭ー シ♭ラソ
シ♭ラソ ヘイ! シ♭ソシ♭ー シ♭ラソ
シ♭ラソ ヘイ! シ♭ソシ♭ー シ♭ラソ
ミ♭ミ♭ミ♭レ ッレー💃
💃~💃の繰り返し
ミ♭ミ♭ミ♭レ(ファ♯)ッレ(ファ♯)ー
ミ♭ミ♭ミ♭ファ♯ッファ♯ー
シ♭シ♭シ♭シ♭ラッッ ソー

演技直前での刈アナのコメントは
「ジュニア世代で現在世界 最強の、スケーター。その注目の、シニアグランプリ デビュー。ジャンピング・ジャック」
演技終了後のコメントは
「うーん!笑っちゃうほどの衝撃のデビューです」

このショート、今見てもめんこいのう😍レイバックのところで映る一般客ではない男性が気になるわ。微笑んでいる上に、最後は頷いているし…このプロを見たら誰もが微笑んでしまいますよね😊

M選手は2009ー2010年シーズンでジュニアグランプリファイナルと世界ジュニアを制していますからね〜ジュニア女王の底力を爆発させてほしいしなあと祈っております。

M選手のシニアグランプリデビューということは、M選手の同級生で、M選手と同じジュニアタイトルを持つH選手もこの年がシニアグランプリデビュー。ロシア大会でデビューだったかなあと思ったら、その前にN杯でデビューでした…

とにかくM選手、H選手のシニアグランプリシリーズ参戦歴と逆転の女王は同級生ということですね❣️あと、A選手がSコーチに入門したのもこの年だから、N先生門下生歴とも同級生ということだわ❣️

最後にもう一つ。このシーズンの最大のサプライズは、P選手のまさかの4回転参戦ですよ!東京の代替開催となったモスクワ世戦はP選手の圧勝だったけれど、K選手のフリーのリストも良かったです。ジャンプを降りた後の加速感が印象的だったな。


※呼び方は当時のもの。選手名を略す必要はないような気もするけれど、パズルみたいかなあと。

6年前って結構昔な気がしたけれど、2010ー2011年シーズンの頃のことかあ、と芋づる式に記憶が蘇ってきましたわ。⛸名作プログラムがいつまでも色褪せないのと同様、逆転の女王も私に中では燦然と輝くドラマですわあ→無理やりつなげ過ぎかしら?


ところで、これって世間の話題から少しハズレているかなあ?