奇想曲的パクシフ作品楽賞録

パクシフさんをメインに、ときどき他の海外ドラマについても語ります

これもウェブ漫画が原作だったの!?

前々回『人魚の王子』について書いていて思ったのが、ウェブ漫画が原作の作品ってこんなににあるんだということ。

ドラマ化で有名なのは『未生』と『チーズ・インザ・トラップ』ですが、これもそうなの?!というのがけっこうあってびっくり❕

ウェブ漫画とその映像化の歴史を振り返る〜というのは今日は置いておいて、
「これも原作はウェブ漫画のだったんだあ!」と驚き、かつ原画のインパクトがある作品について書きたいと思います。




ドラマ・映画を通じて、原作がウェブ漫画だと知って一番驚いたのはこの映画です。



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日本のポスターとちょっと違うし、タイトルも邦題とは異なるのであれ?という感じですが。
右上の老人の顏、わかりますよね?チョン・ジェヨンさんです。

邦題は『黒く濁る村』、韓国でのタイトルは『苔』。同名ウェブ漫画が原作で、原作者は『ミセン-未生-』の原作者でもあるユン・テホ氏です。


このチョン・ジェヨンさんの外見、インパクトありますよね〜(^.^)
映画未見なので、何で老人の恰好しているのかしら?と思っていたのですが、原作本の紹介はこんな内容でした。

疎遠だった父の死の知らせを受けて、父が住んでいた村に来た主人公へグク。里長(チョン・ジェヨン扮)はじめ村人たちの自分への敵対心と奇妙な空気を察知した主人公は村にとどまり、父の死の真相を暴くため村人たちと対決する。スペンススリラーの傑作。

「黒く濁る村」という邦題とポスターのイメージから、社会派サスペンス映画なのかな?と思っていましたが、なるほどなるほど。邦題の付け方上手いですね。原作がウェブ漫画だというイメージはなかったので、そこは意外でした。



映画のチョン・ジェヨンさんもインパクトあるけれど、原画の老人も強烈なんですよ〜

原作はダウムで連載された後、紙の漫画本にもなっているのですが、ウェブ漫画はこんな感じ〜ということでダウムの方から画像を借りてきました。予告編と後記を除いて全80話、現在は5話目まで無料で読めます。

ダウムのウェプトゥーンアプリもあるので、アプリの方でも原作『이끼』=苔を見てみましたが、やはりこの作品の場合、無料なのは5話まででした。今回ご紹介するのは第2話、父親の葬儀前後のエピソードです。
漫画出処:
이끼 2화 | Daum 만화속세상

主人公が来るのを待ち構える村人たち
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みんな個性的な顔ね。里長はどの人?

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この人ですよこの人❗️
「わしが里長ですわ 」(何弁?)
と名乗っているこの老人が、チョン・ジェヨンさん扮する里長です❗️
これって人間の顔ナノ??

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굴건(屈巾)という、喪主が頭につけるものを渡された主人公。
いまどきこんな物を?と拒むものの、ここではみんなつけるんですと言われて…


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仕方なく屈巾を装着!
この若者がパク・ヘイルさんが扮する主人公です。


ここからちょっとスキップ〜
葬礼の場から引き上げる警察官と主人公の会話の場面へ。

以下、医師による死亡確認がなされていないことを知った主人公の表情と、密かに会話を聞いていた里長の行動に注目です(^.^)

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「すみません」と警察官を呼び止める主人公。
それを、里長がしっかり見ている👀のがポイント

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「死亡確認もなさらずお帰りになるので?」
「確認はもう済ませましたが?」
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「誰がですか?」
「里長がですよ」
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「そうじゃなくて、医者の正式な所見はどうなっているのかと訊いてるんですよ」
「それは…」

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「里長が昼に電話で、市内の医員に確認されましたけど」

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「えっっー?!」
そりゃ驚くわな😄
後方に不敵な表情の里長が…

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「一体、電話で何を確認するっていうんですか」
不審げな主人公
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「元々こういう老衰による自然死は、それほど厳密には死亡確認をしないんですよ」
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「人一人死んでるんだから最低限の正式な手続きをとってもらわないと!」

そこに里長が携帯をかけながら登場。

実はスキップした場面で里長と警察官の会話がありました。
そこでは、電話で医師から死亡確認を受けたから、あとは村役場に書類を提出するだけ〜という段取りでした。死亡確認の顚末がバレた里長、主人公に不審に思われないよう、段取り変更です!

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「ああ、キム院長?」
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「明日来れる?そうそう、死亡証明書を出してくだされや 」

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「ほんでも人一人死んどるのに適当には出来んで。きちんと手続きを踏まんとな」

主人公に騒がれたら面倒なもんだから
くうっ、わざとらしい電話ね里長さん。
訳の方言もわざとらしいけど(・・;)

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「何か?」

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さっきは不審な表情で里長を見ていたのに、里長の迫力に、主人公タジタジになっちゃったわ

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「こいつは!?」

里長のこの顔を載せたくて途中のエピソードも入れたら長くなってしまったわ(*´-`)
トーリーの続きも気になるし、この食えない里長役をジェヨンさんがどう演じたのかも、気になります〜〜👀



韓国のウェブ漫画=ウェブトゥーンは、上のような感じです。縦に連続して並んだコマを、縦スクロール(垂直スクロールとも)で読んでいきます。

調べてみたら縦スクロールで読むウェブ漫画、日本でも浸透中なんですね。


私は今回初めてウェブ漫画を読んだのですが、縦スクロールで漫画を読むのって、正直、最初は怖かったです。

何だかねえ、縦スクロールで漫画を読んでいくと、奈落に落ちていく感じがするんですよ〜

紙の本と違って分量の目安を実感できないから、底の見えない奈落に引きずりこまれるような、ね……😵

だからちょっと怖かったのですが…
やっと少し慣れてきたかな??


慣れないと違和感を感じる縦スクロールウェブ漫画ではありますが、縦スクロールで読むように最適化されているんだそうです。だから縦スクロール用のウェブトゥーンを横開きの漫画本にする際は、コマ割りなどの構成をやり直さなければならないみたいです。

横開きと言っても韓国の漫画本は日本と逆、左綴じです。韓国の漫画本の具体例については、またの機会に紹介できればなと思っています。



長くなるのでここでいったん切ります。
引き続き、ユン・テホ氏のウェブ漫画についてです。