町のヒーローの監督〜演出作,ドラマPDになるまで,結婚記事など〜

久しぶりに夏のオリンピック中継を楽しんだこの夏。前回のロンドンの時は王女の男がBSで放送中でしたね。個人的にあっという間の四年でしたが、四年後の東京までもあっという間なのでしょうか。

そしてこのブログはというと、前回の更新からあっという間にひと月以上過ぎていて( ; _ ; )/~~~

今回は、前回予告した『町のヒーロー』の監督さんについてです。この間に、監督の新作『THE K2』の初回台本リーディングも終わっていてビックリ‼︎チョ・ソンハさんもご出演と知ってさらにビックリ‼️

クァク監督プロフィール

『町のヒーロー』の演出は、곽정환監督。クァク監督の表記は、Mnetだけでなく、既存のビデオも雑誌も「クァク・ジョンファン」のようです。大統領父娘(박정희 박근혜大統領 ) の、ニュースで聞き慣れたルビの振り方とは、違うルールで書かれているわ〜

クァク・ジョンファンのように書くケース多いですよね。最近ツボにハマったのは「パク・ダルヒャン」。韓国ドラマ『三銃士』、主人公は「パク・ダルヒャン」って、何⁉️ルビのつけ方云々以前に、ネーミングの発想自体にコケました(・・;)

①「クァク・チョンファン」と②「クァク・ジョンファン」。好きなのは、実は②の方。

①は、パッチムの「ㄱ 」(k)直後の平音は「濃音」になる、という発音変化に即して表記しようとしたもの。でも、ルビだけ見た場合「チョン」の原字の種類はわからない。

その点②だと、「ジョン」なら確実に平音だと分かって便利です。発音変化には沿っていませんが。②が写している文字情報を発音に生かせば、②の方式のほうが優れているかなと思います。




さて、クァク・チョンファン監督の話です。前回チェ・チョロ音楽監督の作品リストを紹介しました。
http://kisoukyoku.hatenablog.com/entry/2016/07/17/224506

クァク・チョンファン監督は、チェ・チョロ音楽監督がお好きなんですね。クァク監督がメイン演出の連続ドラマはすべて、チェ・チョロ音楽監督がプロデュースなさっています

【クァク・チョンファン監督プロフィール】
곽정환
1972年1月生まれ
1997年KBS第24期公開採用
2011年CJE&Mに移籍
ソウル大学社会福祉学科卒

<助演出作品>
『帝国の朝』KBS大河ドラマ
2002.03.02~2003.01.26
『あの青い草原の上で』KBS2週末連続劇
2003.0104~2003.06.29
サンドゥ、学校へ行こう』KBS月火ミニシリーズ
2003.09.15~2003.11.04
『グムチョクのような私の子』KBS1連続ドラマ
2004.06.07〜2005.02.11
など

<演出作品>
『このろくでなしの愛』KBS月火ミニシリーズ
2005.10.31〜2005.12.20
※キム・ギュテ監督と共同演出

『黄金のリンゴ』KBS2水木ドラマ
2005.11.16〜2006.02.23
※シン・チャンソク監督と共同演出

『彼らの真実 〜本当の彼ら』KBSドラマシティ
2006.06.03

『 まことの光』ドラマシティ KBS脚本公募当選作
2007.01.06

漢城別曲ー正』KBS月火ミニシリーズ
2007.07.09〜2007.07.31

『伝説の故郷 九尾狐』KBS2
2008.08.06

『推奴 〜チュノ』KBS特別企画
2010.01.06〜2010.03.25

『逃亡者Plan B』KBS2水木ドラマ
2010.09.29〜2010.12.08

『バスケットボール』tvN開局7周年大企画
2013.10.21〜2013.12.17

『町のヒーロー』OCN
2016.01.23〜2016.03.20

『THE K2』tvN10周年特別企画
2016.09.23放送開始予定

<受賞歴>
2010年百想芸術大賞新人演出賞 候補
2010年韓国放送大賞 大賞,ミニシリーズ作品賞,演出賞
2010年ソウルドラマアワード ミニシリーズ作品賞,韓流部門大賞,韓流ドラマ演出賞
2010年コリアドラマアワード作品賞
2010年大韓民国コンテンツアワード文化体育観光部長官表彰
2010年広告主が選んだ今年の良いプログラム賞
2011年韓国PD大賞 TV部門作品賞
2011年ヒューストン国際映画祭ドラマシリーズ部門金賞

※受賞歴はすべて『推奴 〜チュノ』に関するもの。監督に対する賞と作品賞のみを記載

参照:
https://ko.m.wikipedia.org/wiki/곽정환
http://isplus.joins.com/100sang/winners/winners_46.html
http://m.star.mt.co.kr/view.html?no=2011041817080508918&ref=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F#imadnews
백상예술대상 후보 발표, 송강호 대신 강동원? | MBC 연예 스포츠


作品と音楽について
初期の2作品は共同演出の先輩PDががメイン。ドラマシティと伝説の故郷は短幕劇。それらを除いたものが、クァク・チョンファンの名を冠した連続ドラマになるわけですが、『漢城別曲ー正』も『推奴 〜チュノ』も、『逃亡者Plan.B』『バスケットボール』そして『町のヒーロー』までみーーんな‼️、チェ・チョロ音楽監督が手がけていることになります。

チェ・チョロ音楽監督の出会いは、クァク監督が助演出だった『グムチョクのような私の子』なのかな?監督の初めての連続ドラマの音楽をチェ音楽監督に頼んだのはなぜなのか、ちょっと気になって。インタビューでもない限り第三者にはわかりませんが、以来ずっとチェ音楽監督に依頼されているわけです。新作『THE K2』の音楽はまだわかりませんが。


調べてみると、演出家が同じ音楽監督と仕事をすることは珍しいことではないようです。その実例を下書きしていたのですが、下書きで終わってしまいましたf^_^;)

ドラマの音楽監督を調べるのは、けっこう面倒です(c_c) 映画の音楽監督なら、日本語の「yahoo!映画」サイトでもかなり調べられるのですが……

まとめて書こうとするから面倒なのかも?ちょうど新作ドラマから書いてみたい話題を見つけたので、その話題に絞って早めにアップしたいなあと思っています。

作風に影響を与えたことは

クァク監督のインタビュー記事は、率直な語りで面白い!ドラマPDになるまでの経緯が興味深いので、二つの記事から該当箇所を抜き出してみます。

[연출노트-5탄] 곽정환PD "상업성 저항 '추노' 만들다 두번 쫓겨날 뻔"
【演出ノート5弾】
クァクPD"商業性に抵抗 『チュノ』の制作で二度追い出されるところ"
TVREPORT イ・ウイン記者 2012.10.04

①私の人生は大学入学の時から変わった。ソウル大社会福祉学科、 高3の時担任が第二志望で書いてくれた学科だった。第一志望は国際経済学科だった。合格する自信があったが、第一志望は落ち、第二志望に合格した。 浪人するのが嫌で大学に通ったが、専攻に対する愛情は格別なものになった。第一志望に合格していたら興味を感じることができなかっただろう。

②具体的な夢を持つようになったのは大学2年の時、政治が非常に混迷していた時期だった。意味ある人生とするにはどのように生きるべきか粘り強く考えた。 やり甲斐を感じながらも楽しく働ける職業を、と考え、その中で映画の分野に魅力を感じた。しかし映画はとてもお腹のすく分野だった。それで選んだ職業がドラマPDだった。

③放送局に入社して初めは教養部署への辞令が出た。「追跡60分」「日曜スペシャル」などの助演出として働いた。 報道局への辞令が出て1年間記者たちとニュースを作ることもした。 その時の経験が私に多くの影響を与えた。 他のドラマPDや作家と話しをする中で、私が彼らとは違うという事実を知るようになった。 私たちの社会の明るい面、暗い面に対する情緒的な感情*だけでなく、どんなことが正しいのか、正しくないのかについて論理的・理念的部分を(ドラマに中に)表わそうと努めるほうだ
※原文は「교감」

別の記事では、報道局PDから最終的にドラマPDを選んだ理由が書かれています。
m.mk.co.kr
大韓民国芸能界を動かす30代パワー③】
クァク・チョンファン監督が語る『チュノ』と『逃亡者Plan B』
毎日経済スタートゥデイ パク・セヨン記者 2011.02.15

①進路を考える際、社会に役立つ意味のある仕事をしたいと悩んだ。教育か文化の分野かで悩んだが、教育よりは文化の方に、文化の中でも総合芸術家、映画やドラマ監督を夢見るようになった。それで大学2年の時から鍾路2街シネマテクで映画の勉強を始めた。結局、安定性を考えて放送局に就職、5年目までは教養、報道局PDを経験し、その後ドラマPDに。

②報道局教養PDをしながら時事的な感覚がより育てられたようだ。最初からドラマPDだったら、今よりも少し話中心、あるいは芸術志向的になったのではないか。相対的に他のドラマPDよりも社会的な部分に気を遣うようになった。

③最終的にドラマPDになったのは、時事番組の限界を感じたから。
ある事件を追跡してみると、第三者は絶対に知ることのできない、どんなに深く接近しようとしても、真実に近づくにはあまりにも巨大な壁に遮られる場合が多い。"私人"間の問題でも、鋭く対立する主張の中でどちらが真実なのか判断が難しい場合があった。
*核心を描けない時事番組より、フィクションでもより真正性を描くことのできるドラマの方が、自分がしたいことに近いのではないかと考えるようになった
※原文は「그 끝을 보지 못하는 시사프로보다는 」


毎日経済スタートゥデイの記事後半は、クァク監督の悩み吐露大会という感じ。『推奴 〜チュノ』で大衆性と作品性の両方で評価されるという夢を実現し、その後進むべき方向性を模索中、という時点での取材だっため「悩んでいる」とい言葉が目につきます。悩みの最大の原因は、視聴率という名の資本の論理。監督の言葉から印象に残った箇所を抜粋してみます。

韓国の大衆文化では絶対多数を占める意見が全体を支配してしまう傾向が大きい。 たとえば視聴率30%のドラマと5%のドラマがあったとして、視聴率30%のドラマは残りの70%を代表しているように映り、視聴率5%のドラマは95%から無視されているように映る点だ。 絶対にそんなことはないが、私たちの社会は少数が尊重されることが不足した文化だ。少数の好み、意見、少数の存在理由... 私が少数の好みを満足させて意味ある作業をしたくても、結果的には今後、自分がどの程度の身動きの幅を持てるかということに直結するという点だ。 少数の好みを反映した作品を持続的につくる機会さえなくなるかもしれない、これが現実だ。
〜前掲の毎日経済スタートゥデイより 〜


資本の論理だけで番組が作られる危うさを感じるとともに、ちょっとツッコミも。映画界ではなくテレビ局を選んだクァク監督の動機自体が、資本の論理だったのでは?と。

でもTV REPORTの記事を読み、実際にドラマ局から追い出されそうになったと知ってビックリ。原因となったのは『漢城別曲ー正』。商業的失敗と、新人作家・新人演出家・新人俳優が作るドラマをミニシリーズ時間帯に編成したのが不満な幹部がいたということだそうです。

クァク監督によると『漢城別曲ー正』は商業性に与しない、内容的にも形式的にも実験的なドラマ。それが商業的に失敗しクァク監督が追い出されそうになった姿を見て、その後誰もそのような試みをできずにいるとのこと。

商業的に失敗したらクビとなれば、リスクのあるものは避けられ、多様性は失われて行き、行き着く先は文化力の低下でしょう。これはドラマ制作の話だけれど、それを一般化して考えると恐ろしい。資本の論理に適う価値観のみに集約されてしまうのですから。

毎日経済の取材時はクァク監督、「悩ましい」という言葉が目立ったのですが、TV REPORTの取材時には力強い言葉を読むことができます。監督らしい言葉でこの項目を締めくくりたいと思います。

多くの人が得意とするジャンルや形式に敢えて挑戦しようとは思わない。むしろ他の人がやらないジャンルや内容、形式に挑戦することで、視聴者たちの多様な欲求を満たすことができる。これは大衆文化人としての使命感だ。
〜前掲のTV REPORT記事より〜


2010年百想芸術大賞新人演出賞の候補

監督の言葉を引けば、『チュノ』は、「非主流の話」が大衆的に大きく興行をしたケースだそう。監督の紹介記事では、演出賞と作品賞が書かれることが多いのでその二つだけを書き出しましたが、他にも、主演男優賞脚本賞などが多数贈られていて、それだけで別の題目をつけて記事にできるほど。

その中で目をひいたのは、2010年の百想芸術大賞の演出賞と新人演出賞。両賞の候補者を書き出してみます(☆が付いているのが受賞者です)

演出賞
SBS『美男ですね』ホン・ソンチャン
MBC『僕の妻はスーパーウーマン』コ・ドンソン☆/キム・ミンソク
MBC『善徳女王』パク・ホンギュン/キム・グノン
KBS2『アイリス』キム・ギュテ/ヤン・ユノ
MBC明日に向かってハイキック』キム・ビョンウク/キム・ヨンギ/チョ・チャンジュ

新人演出賞
KBS2『チュノ』クァク・チョンファン
SBS『家門の栄光』パク・ヨンス
SBS『MY DREAM〜マイドリーム』ペク・スチャン
SBS『華麗なる遺産』チン・ヒョク
KBS2『ドラゴン桜』ユ・ヒョンギ☆

まず、クァク監督とチン・ヒョク監督が新人の方に入っているのが驚きです。もっと驚いたのは、『家門の栄光』の監督が新人に分類されていること‼️クァク監督とチン監督は写真を見たことがあるので納得したのですが。写真未見のパク・ヨンス監督は、ドラマ内容からてっきり年配の方かと思ってました。

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2014年7月10日 『誘惑』制作発表会

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2016年6月21日『ウォンテッド』制作発表会

家門の栄光のパク・ヨンス監督、こういう方だったんですね。監督の他の作品を見たことないけれど、家門の栄光に限って言えば、「監督の顔はドラマをあらわす」気がするなあ。後付け的だけど。予備知識なしに、パク・ヨンス監督とクァク・チョンファン監督の写真から『家門の栄光』の監督を選べと言われたらどうでしょう。クァク監督の写真を選ぶ人は少ないんじゃないかなあ。


クァク監督の写真

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2010年9月27日 逃亡者PlanB制作発表会


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上掲の2011年2月15日毎日経済スタートゥデイ記事の写真。記事用に撮影したもの


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2016年1月19日 町のヒーロー制作発表会

2010年から2016年の写真を並べてみましたが、ヘアスタイルも外見自体もなかなか変化に富んでいるなあと。


チン・ヒョク監督も貼りますか

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> 日本現地レポート > 韓国ドラマ『検事プリンセス』日本放送記念イベント『皆プリンセスナイト Powered by KNTV』開催!
2010年11月4日 検事プリンセス日本初放送記念イベントでの写真
逆転の女王の撮影中なんですよね?ク・ヨンシク本部長お忙しいですね〜

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パク・シフさん単独だけど、気に入ったので。この写真、今日貼ることにしたのですが、久しぶりにパク・シフさんの顔を見た気が…最近はクァク監督専門だったので。

監督の結婚がニュースに⁇

監督について検索していて一番驚いたのは、監督の結婚が、ニュースになっていたことです。結婚式に俳優らが出席した、という記事なら驚かないのですが。

「祝歌はピで司会はチャン・ヒョクの予定」という記事も書かれて当然。そういう、俳優らの出席情報が出る前に、監督が一般女性と結婚準備中ということがニュースになっていてビックリ‼︎

なかには、プロポーズの様子を記事にしているものもあり
news.donga.com
【プロポーズですか?63シティアイマックス劇場を借りて…】
(プロポーズの箇所だけ抜き出します)
63シティ アイマックス劇場を借りて、大型スクリーンに自分が直接作ったミュージックビデオを上映してあげました。 一人で全部制作出来ず周りの方々の助けをかりました。 思い出の写真を集めてミュージックビデオを作ったんです。 映像が終わる時にプロポーズの言葉を表現しました。 映像後には直接登場して歌まで歌いましたよ。

さすが演出家さん、手の込んだプロポーズ❣️って演出家のプロポーズまで記事になるの⁉️


それはやはり異例のことのようです。日刊スポーツには
「芸能人ではなく、PDの結婚説にネチズンらの関心を受けるという事実は、異例のことである。しかし、クァクPDが『チュノ』『逃亡者』などのヒット作を演出したスターPDから可能だった」日刊スポーツ 2011.08.11
と書かれています。
http://isplus.live.joins.com/news/article/article.asp?total_id=5953120&ctg=1502&tm=i_ntr


CJE&M移籍記事
結婚予定の記事初出は、今見る限りでは2011年8月11日。その翌日には、クァク監督のCJE&M移籍報道が記事になっていました。
news.donga.com
KBSドラマ看板クァク・チョンファン キム・ウォンソクPD,CJ移籍
芸能PDに続き、ドラマPDらの連鎖移動も始まった。

KBSドラマ『成均館スキャンダル』と『チュノ』を作ったキム・ウォンソクPDとクァク・チョンファンPDがCJE&Mに席を移す。複数の放送関係者によると、二人はCJ側からラブコールを受けて苦心の末、最近移籍を決めた。

クァク・チョンファン、キム・ウォンソクPDはKBSの最新ヒットドラマを作った演出者である。
クァク・チョンファンPD は『チュノ』と『逃亡者Plan B』を通じて演出力を認められたKBSの看板ドラマPDだ。 キム・ウォンソクPDは、やはり昨年『シンデレラのお姉さん』共同演出に続き『成均館スキャンダル』を作って注目された。

移籍が知らされた12日午後クァク・チョンファンPDはスポーツ東亜との電話通話で「まだ話せることはない」と言葉を選んで慎重な立場を取った。クァク・チョンファン、キム・ウォンソクPDのCJ行きは最近総合編成チャネル開局とかみ合わさって放送界の地殻変動を意味する。 芸能PDに続きドラマPDまで動き地上波放送局が緊張している。


キム・ウォンソクPD、『ミセン』『シグナル』の演出家ですね。『シグナル』は『町のヒーロー』と同時期の放送。視聴率だけでなく作品性の評価も高い『シグナル』と比較して、『町のヒーロー』のダメなところを指摘した記事があった、はず。

こちらですね
news.mk.co.kr
ドラマ折り返し地点でのドラマ診断。記事タイトルは「放送診断 町内を抜け出せない英雄ごっこ」とキビシメ。

記事内容を超要約すると、視聴者が親しみやすいようにと工夫した演出が裏目に出て、ドラマに没入できないというもの。

少女時代のユリが(脈絡なく)頻繁に登場するとか。帽子と黒マスクという身元がすぐバレそうな姿の英雄が、コミカル悪党を処理する過程はお粗末だとか。漫画ちっくな装束の主人公が、漫画ちっくな悪党と対決する姿は漫画にしか見えず、滑稽で失笑してしまうということなのでしょう。

記事にちょっと一言。悪役とは、ユン・サンミンの下請けの人たちも含むのかな?あの人たちを絶対悪として描いていない点がこのドラマの良いところだと、最後まで見ると感じるのではないでしょうか。


話が脱線してしまいました。話を戻すと、2011年の8月頃はクァク監督のケーブル局移籍の話も表面化して、ちょっと話題の人だったようですね。


結婚式の写真

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2011年10月6日、63ビルディングにて挙式。プロポーズの場所と同じ所!
お相手は12歳年下の、ピアノ教室運営の女性と書く記事と、ソウルにある名門大学大学院生と書く記事があります。

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‘추노’ 곽정환PD, 비-장혁-오지호 등…훈남배우들 의리 빛나 : 뉴스 : 동아닷컴
記事タイトル:『チュノ』クァク・チョンファンPD ピ,チャン・ヒョク,オ・ジホなど…フンナム俳優義理光って
※フンナム=温かい雰囲気の男

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[포토] 오지호-장혁 ´결혼식 같이 왔어요´ - 일간스포츠
記事タイトル:オ・ジホ,チャン・ヒョク「結婚式一緒に来ました」

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[포토엔]‘추노’ 한정수 ‘곽정환 PD 결혼식 참석’ - 손에 잡히는 뉴스 눈에 보이는 뉴스 - 뉴스엔
記事タイトル:『チュノ』ハン・ジョンス クァクPD結婚式参席
カッコよく決めて来ると記事タイトルは普通なのですが…

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[포토] 안내상 `편안한 하객 패션~` - 일간스포츠
記事タイトル:アン・ネサン「ラクな賀客(祝い客)ファッション〜」
下の服装がラフ過ぎたでしょうか?


こちらのお二人も参席されています

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[포토엔]채정안 ‘곽정환PD님 결혼 축하드려요’ - 손에 잡히는 뉴스 눈에 보이는 뉴스 - 뉴스엔
記事タイトル:チェ・ジョンアン「クァクPD結婚おめでとうございます」
ペク・ヨジン、もとい、チェ・ジョンアンさん

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[포토] 윤태영 `몰라보게 살빠진 모습` - 일간스포츠
記事タイトル:ユン・テヨン「見違えるようにやせた姿」
この見出しもヒドいような…

チェ・ジョンアンさん、ユン・テヨンさんと監督の接点は何でしょうね。これかなと思ったのは、2003年のドラマ『あの青い草原の上で』。主演のチェ・スジョンの弟役がユン・テヨン、ユン・テヨンの恋人役がチェ・ジョンアン、そしてクァク監督は助演出でした。

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http://news.donga.com/rel/3/all/20131224/59751396/1
『あの青い草原の上で』でのユン・テヨンさん。左は妹役のイム・ユジンさん。お二人はこのドラマでの共演がきっかけで交際が始まり、一度別れもあったと書かれていますが2007年にゴールイン、3人のお子さん〜女の子一人と、双子の男の子〜がいらっしゃるそうです。