逆転の女王の年月日設定〜クリスマスイブのキスは偶然に?

以前予告していたキム・ジュンソク音楽監督の他のドラマについてアップしたいのですが、詰めが終わらず…逆転の女王の予定も逼迫してきている?ので、当面は逆転の女王の話題を書くことになると思います。


さて、2010年の10月18日から始まった逆転の女王。トンイ後続のMBC月火ドラマ枠ですね。リアルタイムでは見ていない、そもそも当時パク・シフのパの字のも知らなかった私。

なので今、ドラマ放送日とドラマ内に出てくる日付けを照らし合わせて見てみると発見があって面白い❕そうだったんだあと思ったり、そんなに短期間で?と思ったり、辻褄が合わないでしょ!と思ったり……今回「年月日設定」というタイトルにしたのは、第6話目までの日付けを書きたかったからなのですが、まずはドラマの放送日から見てみます。

逆転の女王の放送日からチェック!

放送日はとりあえず、2010年放送分までを書いておきます。

【2010年の放送日】
第 1話 :10月18日(月)
第 2話 :10月19日(火)
第 3話 :10月25日(月)
第 4話 :10月26日(火)
第 5話 :11月 1日 (月)
第 6話 :11月 2日 (火)
第 7話 :11月 8日 (月)
第 8話 :11月 9日 (火)
第 9話 :11月15日(月)
第10話:11月16日(火)
第11話:11月22日(月)
第12話:11月23日(火)
第13話:11月29日(月)
第14話:11月30日(火)
第15話:12月 6日 (月)
第16話:12月 7日 (火)
第17話:12月13日(月)
第18話:12月14日(火)
第19話:12月20日(月)
第20話:12月21日(火)
第21話:12月27日(月)
第22話:12月28日(火)

2010年の曜日は、2016年と1,2月は一緒。3月以降は今年より、1曜日遅らせればいいだけなので分かりやすいですね(^^)


放送日との関連は?
さて、ドラマを大雑把に見て分かること。

20話のラスト、クリスマスイブ🎄という設定でのキスシーンが放送されたのは、イブ直前の放送日,12月21日だったんですね〜(๑˃̵ᴗ˂̵) 視聴者へのドキドキなクリスマスプレゼント🎁だったのでしょうか?

ドラマの中では、異母兄からヨンシクにクリスマスプレゼントがありましたよね。あろうことか!偽母との対面という👊👊👊

ヨンシクを家族と思ったこともない異母兄の企みにすっかり騙されたヨンシク。車中での涙姿が気の毒でもあり、美しくもあり…

現実世界はクリスマス直前の、幸せ〜〜💖💕💖な雰囲気の中での放送だから、視聴者にはヨンシクがいっそう可哀想に見えたでしょうか?現実世界とドラマをリンクさせたことで、この回は切なく、そしてロマンチックなストーリーが出来上がったと思います。


それから、22話のラスト、新年をテヒと迎えたかったヨンシク。車中で寝ていたのはタヌキ寝入りに見えるのですが、この年越しの場面は、大晦日直前の放送日に当たる12月28日。このドラマの特徴は、現実と近い日にちで話が進んでいることなんですね〜他の回も細かく見ていくと、年月日を表すものが結構出てきます。そして時折、その整合性がとれていないケースもあります😉


リアルタイムで見ていたら、放送日近くの日付けでドラマが進むのは何でもないことかな?私には「へえ〜そうだったんだあ」でした。21話では、送年会(忘年会)を、実はヨンシクにとってはお別れの会をしておりましたが、忘年会の季節でなかったらこのシナリオを書けなかったかもしれないですしね。

年末に合わせた一連の流れ、
12/21放送
イブに偽母と対面。テヒに奇襲キス
⬇︎
12/27放送
異母兄との取引に従って韓国を去ろうとするヨンシク。忘年会の名目でお別れの会を開く。引きとめるテヒ
⬇︎
12/28放送
年越しの車中、鍾路の普信閣の打鐘式に集まった市民の声を伝えるラジオ中継。ありがとう引き留めてくれてと手を握る
⬇︎
1/3放送
年越しの車中の振り返りからスタート

放送時期が違ったら、上記の一連の展開がなかったかもしれないんですね

特にクリスマスイブとリンクさせたのは、ステキな演出💖だったと思います。ドラマの延長が決まって構想を練り直す際、「クリスマス直前の放送日にヨンシクとテヒをキスさせよう!」と思ったかどうかは不明ですが。良いタイミングでクリスマスとぶつかったなあと思います。

ドラマの延長と、放送時期、そしてドラマの流れが重なって生まれたイブのキスシーン。ドラマの延長と放送時期が重なったのは「偶然」でも、それらが重なった時点で、ヨンシクを主人公とするイブのキスシーンが生まれるのは「必然」だった気がしますわ。


ところで、当初の予定通り20話で終わっていたら、イブのキスが放送された21日が最終回になるところだったんですよね〜。その場合、イブの主人公はテヒとジュンスの可能性が高かったんじゃないかな?

ジュンスの誠意が伝わって二人がヨリを戻し、夫婦のラブラブなクリスマスで終わっていたかもしれませんわよ。ヨリを戻す結末でも構わないけれど、20話で終わってしまうのはダメですよね。ヨンシクとのイブのキスシーンも当然なかったでしょうしね😵


20話放送前に書かれた、予告記事です
mnews.joins.com
【キム・ナムジュ パク・シフ,「画報のような」未公開カット公開】
入力 2010.12.21 17:38

「逆転の女王」キム・ナムジュとパク・シフの美しいキスシーン未公開カットが公開されて人目を引く。

キム・ナムジュとパク・シフは 、20日夜遅くから21日夜明けまでソウル鐘路区寿松洞(チュンノ区スサンドン)でキスシーンを撮影した。 20話のハイライトとなる今回のキスシーンは、きらめく通りを背景に、一幅の画報のように美しく撮影された.。

21日午後キム・ナムジュのマネージャーイ・テヨン理事が新しく公開した 3カットの写真には、少女漫画の一場面を連想させる、キム・ナムジュとパク・シフの美しい姿が盛られて、さらに視線を集中させる。

二人は美しい場面をカメラに収めるために夜を徹して撮影、 21日午前7時まで寒さに震えながら熱情的な演技を広げた。厳しい寒さも溶かした二人の美しいキスシーンに、見守っていたスタッフも息を殺したという裏話だ。

熟していくファン・テヒ(キム・ナムジュ扮)とク・ヨンシク(パク・シフ扮)のラブラインがどのようにど展開されるか、視聴者たちの関心が高まる中、この日撮影されたキスシーンは 21日放送に盛り込まれる予定だ。 最近12回延長を決めた(注 最終的に11話延長) 逆転の女王は、視聴率上昇勢いの中、人気裏に放送中だ。


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このシーン、昔見た時はそれほどインパクトなかったのですが。今は記事の写真を見るだけでドキドキするのはなぜでしょう💕

やはり絵的に美しいですよね✨💖二人の洋服も、コーディネートしていて。レストランで待ちぼうけのポン・ジュンスも、何気に赤いネクタイ締めてるところが「ジュンスさん、ゴメンねえ〜」ですけど。

ジュンスには悪いけど、イブの主役はヨンシクでなきゃ。ヨンシクの赤系のセーターとテヒの赤いコート、そして背景の赤い電飾の相乗効果で、ドキドキして圧倒されそう❤️

他の場面でも、ヨンシクとテヒの服コーディネートしているなあと思うことありますよね。13話のチョコレートのシーンと、16話のラスト、ヨンシク&ペク・ヨジンのマンション駐車場でのコーディネートが好きです^ ^



ガンソクとスンジョもクリスマス付近の放送日にキスを!?


もしかして?と思って調べてみたら、家門の栄光も、二人の初めてのキスシーンはクリスマス直前の放送日でした。

家門の栄光はSBS週末ドラマで土日に放送。2008年12月21日(日)に初キスの第22話が、その続きの23話は12月27日(土)に放送されています。クリスマスが近づくと、制作者は「キスシーンを撮らないと!」と思うのか。それとも話の流れからの偶然なのか。それはナゾですがʕʘ‿ʘʔ


初キス放送前に書かれた、番宣記事です
isplus.live.joins.com

【家門の栄光パク・シフ,ユン・ジョンヒ、初めてのキスにドキドキ】
日刊スポーツ 入力2008.12.19 09:43
「ガン−ダンカップル」パク・シフとユン・ジョンヒが初めて口づけを交わした。SBS週末ドラマ『家門の栄光』の男女主人公である二人は、放送3ヶ月目にメローラインを形成して、初めてのキスをした。

去る15日撮影された今回のキスシーンは、氷点下の厳しい寒さの中で4時間ほど進行され、人工の雪を降り散らす特殊効果が使われた。ガンソク (パク・シフ)が会社幹部を整理解雇して、これに怒った幹部がガンソク家を訪ねてきて暴れまわり、これを見守っていたダナ(ユン・ジョンヒ)がガンソクを慰めて、キスまで続くことになる場面だった。

ガンソクは降る雪の中、「今日一度だけ、我慢してくれますか?」と言いながらダナに甘いキスをした。 二人のキスシーンは来る21日放送で公開される。



家門の栄光は、私の大好きな『完璧な恋人に出会う方法』と脚本家が同じで(チョン・ジウ정지우作家)、音楽監督も一緒(パク・セジュン박세준音楽監督)。でも、家門の方を見るのは稀なわたくし。

なので、家門の22話の前後の回も含めて「クリスマス」とか「イブ」という単語が出てくるのか知りません。


とりあえず、韓国記事には22話で「연말 친구 모임을」=年末の友人たちとの集まり、とか、23話で「연말 송년모임」=年末の送年(忘年)の集まり、という言葉が出てくるんですね。ドラマ内の設定も、現実と同じく年末の忘年会シーズンということだわ。

それから、クリスマスツリー🎄が映っています。キスシーンの第22話、カラオケ屋で歌の手本を見せる場面では青い電飾が輝くクリスマスツリーが映ります。そしてキスシーンの前にサソリの話をしているお店の店内にも、クリスマスツリー🎄が置かれていますね〜


さらに、その店を出てきたところ、入り口正面には電飾付きのクリスマスリースが飾ってあります。
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キスシーンは、このリースが背景に映るようにかなり意識して撮影していると思いますよ。22話でも映りますが、続きを描いた23話でも目立っています。口づけの終わりの頃と、ダナが去って行く瞬間にリースが燦然と輝いております✨💞


クリスマスツリーもリースも、クリスマスシーズンならあって当たり前ですけど。撮影現場に適当な物が転がっているわけでもなく。それに映し方ですよね。家門の製作陣はそれらを、クリスマスを暗示するアイテムとして意識的に用いているように感じましたよ。


※韓国ではいつまでクリスマスの飾りつけをしているのか気になったので、下記のアリスの項目の中で書きました。



スンジョのクリスマス前のキス
最後にチョンダムドンアリスです。このドラマでも、クリスマス付近の放送日にキスシーンが流れております。
アリスもSBS週末ドラマ、2012年12月22日(土)に第7話が、23日(日)に第8話が放送。キスシーンは第7話です。

クリスマスパーティーのための衣装合わせの場面。セギョンに着せてもらっている間中、挙動不審者のようにキスを狙って〜〜なかなかできないスンジョ…今度はセギョンに衣装を試着させて完成し、よろめいたところで!

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初めは挙動不審者でしたけど、 そこはやはりシフシフですから。カッコ良くきまり過ぎた感じですね^ ^


あっ、クリスマスパーティーの日付けは、招待状を見ると2012年12月23日になっております。パーティーは第7話(12/22放送)から第8話(12/23放送)にかけて描かれているので、放送日とドラマの日付けをピッタリ合わせているんですね〜

第7話の衣装合わせの場面でセギョンが、「パーティーは明日ですよね」と発言。衣装合わせの奇襲キスシーンは第7話放送日の、22日と一緒ということね。


ところで、アリスは第9話でも何度もクリスマスツリーが出てきます。9話を書く準備はしていなかったのできちんと検証してから、とも思うのですが、気になったので取りあえず今書けることを。

第9話のはじめの頃に出てくるツリーは良いのですが、9話が進行していくと、もうクリスマスは過ぎているし、年も明けたのでは?と思うところでもクリスマスツリーが飾られています。何で〜どうして〜?アリスは年末の放送がなく、放送が2週間開いたのが影響しているのかしら?と思ったら…

別に韓国では、クリスマスを過ぎてクリスマスツリーを飾っていても、普通なことのようです。クリスマス過ぎどころか、年が明けてもクリスマスの飾りはそのまま、ということも一般的なようですよ。下記の公的なサイトのほか、個人サイトでも同趣旨のことを幾つか目にしました。なので、韓国の習慣との整合性はある訳ですね。
http://www.seoulnavi.com/special/5049393



さて、第7話のキスシーンを振り返りますと。このドラマのキスシーンでは、クリスマスを前にしてロマンチックだわ〜という印象はありませんでした。「二人の恋の行方が気になる〜」というより、「セギョンの不可解な心理が気になる〜」という展開でしたので。

スンジョの話し方が、どのドラマよりソフトだったので、セギョンに嘘をつかれているスンジョがなおのこと、可哀想な感じがしました。そこまで計算しての発声ならばスゴイですね。



以上、キスシーンがまだなカップルには、「クリスマス近くの放送日」にナニかが起きるかも⁉️という話でした。

この話は序章のつもりだったのですが、随分膨らんでしまいましたね😉本題にする筈だった、逆転の女王の第1話から第6話の年月日設定については、今後、適宜書こうと思います。